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愛するということ
愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
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教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

続・授業の腕をあげる法則
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    ■今日のメンター
    ■続・授業の腕をあげる法則
    ■向山 洋一
    ■明治図書
    ■著者紹介
    1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


    【1】 技術の進後退

    教師修行の基本は「授業の腕をあげる」ことであり、「授業の腕をあげる」ことの中心は教材内容の研究と共に、「子どもが動く発問、指示」を見つけることである。しかし、これは、自分の力でなかなか見つけれられるものではない。

    だから、教育書、教育雑誌を読むのである。「子どもが動く発問・指示」を使って授業をしてみると確かに子どもは動く。今までの授業と変わる。そこから、新しい成長が始まるのである。

    私は、本を読まない教師は駄目だと思う。医師と比べればわかるだろう。「私は医学の本を読みません。患者をじっくり見て治療していきます」と言う医師に命を預けられるだろうか。じっくり見るのは当然なのである。問題なのは、最新の勉強をしているということである。これは、当然の義務だ。


    【2】 あいさつは自分からせよ

    よく「この学校の子どもはあいさつをしない」という教師がいる。それは、その教師が悪い。自分が悪いのに他人の責任にしている。教師の方からあいさつをするうちに子どもの方からあいさつをするようになる。しない子どもには十度でも二十度でも声をかければよい。それが教師の仕事である。

    同僚にあいさつをするのも当然だろう。私は毎年、年末・年始には給食室、主事室、事務室へあいさつへいく。一年間、お世話になったことのお礼である。このようなささいなことが、私の教室での仕事をさせていくための力になっている。

    教師の仕事とは「教える」ことだけではうまくいかない。相手を包み込むようなことも大切なのである。挨拶は第一歩の心の交流なのである。これが作れないようでは教育は始まらない。


    【3】 思いつき的方法では子どもは伸びない

    「逆上がりができない子を指導する時、どのように言いますか」『足を思い切りけり上げなさいといいます』「足を思いきりけり上げなさいという指導方法は、何十年ぐらいの歴史があって、何パーセントくらいの効果があるのですか」若い先生は、黙りこんでしまった。

    教師が、普段やっている指導方法なんてこんなものなのです。思いつき程度なのです。だから、効果もまるで分からないのです。効果があるかどうかわからない方法を、しかも素人でもすぐ思いつくような方法を、教師はやっているのです。

    日本中の教師でこのようなことを考えた人は、ごくごく少数だと思う。だから「思いつき」程度のことが「教育技術」として通用しているのである。もちろん、初めはどの技術も思いつきである。それはそれでいい。しかし、仕事の技術・方法、仕事の文化・長さについても考えるのはプロなら当然である。


    【4】 わからない時は自分から教えてもらえ

    児童・生徒・学生なら教師の方が教えてくれる。しかし、仕事につけば話はちがう。誰も教えてくれない。教えてもらいたければ、自分から行くのです。

    「どこを直したらいいでしょうか、教えてください」と言えば、一つ二つは話をしてくれる。その通りと思うこともあるし、ちがうなと思うこともある。礼を言ってその場を辞す。十回、二十回とためていく。その時はわからなくても、やがて理解できることがある。こうして、腕が上達していく。

    「子どもの悪口を言う教師」「責任を他のことに転嫁する教師」「本を読まない教師」なら、あまりつきあわなくてもいい。だが、すばらしい教師なら何度聞いてもあきることがない。どんな学校にも、尊敬できる教師が一人ぐらいいるものだ。そういう人なら、しつこいくらいに教えてもらうことだ。


    続・授業の腕をあげる法則 教育新書 11


    | 向山洋一 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    いじめの構造を破壊せよ
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      ■今日のメンター
      ■いじめの構造を破壊せよ
      ■向山 洋一
      ■明治図書
      ■著者紹介
      1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


      【1】 「いじめ」を見逃さない

      「いじめ」は、教師だけがなくすことができる。「いじめ」を、いちはやく発見し、「いじめ」をなくすのは、教師の大切な仕事である。「いじめ」の事件が報道されたときの発表は、ほぼ決まってた。「いじめをしらなかった」である。こんな答えが許されるだろうか。

      子どもが自らの生命を絶たざるを得ないほどの「残酷」で「長期」にわたる「いじめ」を、教師が知らないなどと、言えるのであろうか。「いじめ」は、それを発見してから先も、大きな問題なのだ。お説教の一回や二回でなくなるものでもない。下手なお説教をすると、「いじめ」は、よけいにひどくなる。

      「いじめ」は悪い。しかしこれは成長過程の一つのトラブルである。適切に解決すれば、又とない得がたい教育になる。子どもたちの挑戦に応えられる教師でありたい。


      【2】 子ども集団には教育力がある

      若い教師の陥りやすいまちがいは、自分一人でやってしまうことです。クラスの子どもたち全員を、教師の味方につけながらやるのを忘れるのです。教師が特定の子を、くどくど説教すると、多くの場合、ふてくされます。あれこれ、いいのがれします。他の子はあきてきて、教室はさわがしくなります。

      私なら、教室の前に立たせます。みんなの目がその子を見ます。そして、一人一人に「殴ったことをどう思いますか」と聞きます。どの子も「良くない」というようなことを言います。全員立って批判を口にするのです。かばう子がいるときは、この問題が一通り終わってから、意見をとりあげます。

      これは、こたえます。教師の言うことには平気だった子も、クラスの友人の声には動揺します。その子は、反省らしき言葉を述べるはずです。「集団への帰属」という意識は、本能ともいえるほど強いものです。「集団には教育力がある」のです。教師は、この原理を使いこなさなくてはならないのです。


      【3】 「いじめに歯止め」をかける

      「○君、どうして机を離したのですか」「○君、どうしたのですか。そうですか。言わないのですか。では、言うまで聞きましょう」泣いたら潮時です。「○君、自分から、いけないことをしたと思っているのですね。先生は、こんなことが大嫌いなのです。二度といわないでください」

      「△君、立ちなさい。あなたはさっき○君をひやかしていました」「△君、良いことをしたのですか。△君、悪いことしたのですね」「○君のことをはやした人全員立ちなさい」「正しいことをしたと思う人は手をあげてごらんななさい」「先生は、こういうことが大嫌いです。今度やったら許さないですよ」

      お説教などききはしないのです。「いじめ」の場面をえぐりだし、それをした子を追いつめることが大切なのです。むろん「教育的」なものです。反省した子を、すくってやることも必要です。心に「傷み」を生じさせることを通して、「いじめ」をしない教育していく。これは、教師しかできません。


      【4】 いじめの責任は教師になる

      いじめを認める教師などどこにもいない。いじめに対しては、どの教師も取り組んでいる。しかし、多くのいじめは存在する。「非」はどこにあるのか。「いじめの責任は教師になる」なぜなら、いじめをなくせるのは教師だけだからである。いじめは腕の低い教師の場合ほど多く発生するからである。

      「いじめに対応する教育のシステムは、教育課程の中でどのようになっていますか。明文化された教育課程を示しながら説明してください」プロの教師なら、この問に答えられねばなりません。「明文化されたシステム」を検討することが、プロとアマチュアの違いなのです。

      「いじめ」をなくす根本は、どの子の力も伸ばしてやるということです。「みんなが伸びる」クラスの子は、落ちついています。他人のことを馬鹿にしません。自分のことも卑下しません。いじめはありません。一方、「学校全体」としての「いじめをなくしていく「システム」も作り出してほしいと思います。


      いじめの構造を破壊せよ


      | 向山洋一 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      学級を組織する法則
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        ■今日のメンター
        ■学級を組織する法則
        ■向山 洋一
        ■明治図書
        ■著者紹介
        1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


        【1】 三日間が勝負

        担任として新学期の三日間が勝負です。何をするかというと、クラスのしくみを作るのです。しくみとは、二つあります。一つは、グループに分けてそのグループの仕事を決めること。一つは、生活をしていく上でのルールです。最初の三日間、全力をあげて、これを作るのです。

        どのように作るのかという方法はいくらでもある。問題なのは、最初の三日間でつくりあげるということである。自分のクラスのしくみは、担任が作るほかにない。子どもたちの活動が活発になるような、子どもたちがお互いに関係しあうような、そんなしくみを作りあげていただきたいと思う。

        むろん、最初は何も作らないで、自然に必要が生じたしくみを作り上げた体験もある。しかし、こういう作り方は、よほど自信がなければすすめられない。出発点で失敗したら、普通は一年間はとりもどせないものなのである。


        【2】 どのように作るか

        「担任なしの一週間の生活」を思い描くのが一番わかりやすい。朝、来たら子どもはなにをするのだろうか。窓を開けるのは誰なのか。授業が始まるまでの間は何をするのか、誰が担当なのか。忘れ物をしたらどうするのか。こうすると、生活上どうしても必要な組織が見えてくる。

        私は、「一人一役」を原則としてきた。「一班一仕事」という場合もあるだろう。「生活上必要」な、給食当番、掃除当番といったものから、「豊かな生活」を作り出していく、文化・スポーツ・レクリエーションまでの「係」をつくる。

        さて、これらの「しくみ」は、「いつ」活動するのだろうか、「何」をするのだろうか。こういうことも必要になる。「何をするのか」「いつするのか」この二つが明確でなければ、動きはしない。このように考えてくると、教師は、演出家であり、監督であり、社長のようなものである。


        【3】 活動をつかみ評価する

        組織が機能しない場合が十分考えられる。そこでチェック機能が必要となる。「定期的に係りが報告する」システムを作ってもいいし、「日直」などにその機能を与えてもいいし、教師が代行してもいい。チェックは促進作用であって、処罰の担当ではない。

        やらせっぱなしでは、「動き」はいつか消滅する。「自分に対する評価」がされるから、行動をするのである。「評価」こそ、行動の原動力といっていい。しかし、「やる気をなくさせる」マイナスの評価もある。反発を受けることもある。だから「評価」はむずかしい。だけれども、必要である。

        まずは「現状をつかむ」。次に「活動している子ども」の中で、すばらしいところを取り出し「ほめる」ことである。ここぞとばかりにほめる。ほめられたグループは、奮起するだろう。今までの活動に対する満足感も得られる。さぼっていたグループは、何とかしなくてはと思うことだろう。


        【4】 偶発問題への対処

        偶発の問題が生じた時に、とるべき事は二つである。まずは、事実の確認をできる限り正確に行うということ。「ゆっくり」していては、問題を複雑にしてしまう。若い教師はしばしば、あたふたしまうところがある。まず、事実をつかむのである。

        次に、解決のための「具体的方針」を「即座」に出すこと。方針は具体的でなければならない。「よく考えて行動する」などというのは抽象的方針である。選択の幅の狭い、具体的な方針を出すのである。

        「方針のない」ということは「まちがえた方針」よりも悪い。「どんなまちがえた方針」でもないよりはましである。教師は、指導者であり、指導者は「方針を出す」のが仕事ともいえる。まちがえたものなら、修正すればよい、たいしたことはない。方針を出さないと、混乱は目に余るものがあるだろう。


        学級を組織する法則

        | 向山洋一 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        子どもを動かす法則
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          ■今日のメンター
          ■子どもを動かす法則
          ■向山 洋一
          ■明治図書
          ■著者紹介
          1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


          【1】 子どもを動かす法則

          子どもを動かす法則は、ただ一つ。「最後の行動まで示してから、子どもを動かせ」これに尽きる。「最後までどうやっていくか」ということが分からないから、子どもは場当たり的に行動するのである。最後の行動まで示すのは、教師の責任なのである。

          法則は単純明快な方がいい。が、これだけでは不安の方もおられれよう。支える補則は五つある。
          (1)何をするのか端的に説明せよ。(2)どれだけやるのか具体的に示せ。(3)終わったら何をするのか指示せよ。(4)質問は一通り説明してから受けよ。(5)個別の場面をとりあげほめよ。


          【2】 子ども集団を動かす三原則

          「やることを示せ」
          集団を動かすためには、どの方向に動かすのかはっきりしていなければならない。いうなれば目標である。これは具体的であった方がいい。目標に「しぼり込み」をかけ、初めて現実生活に作用する。

          「やり方を決める」
          何を誰がいつやるのかを明確にさせること。ただ、計画をしても、子どもにはやり方がわからないという事態が生じる。こんな時は、言って聞かせ、やってみせて、やらせてみて、ほめてやればよい。それでもできないときは、もう一度「言って聞かせ」「やってみせる」こと。繰り返すしか方法はない。

          「最後までやり通せ」
          最後まで、やり通すためには、進行状況のチェックがなければならない。子どもの組織の中に「チェックするしくみ」を作るのが一番よいが、教師が時々、とりあげることでもよい。


          【3】 具体的に示す

          「ハチマキは早く結んだ方がいいんじゃないかな」
          これは、教師としては、ハチマキを早く結んでほしいということなのだが、聞いているほうはどうしたらいいのか迷う。このような「疑問形」で指示をする教師は多い。

          疑問形の曖昧支持は、曖昧であることによって「子どものすべて」を束縛する。子どもは、疑問形のあれこれにかかわるため、すべて束縛される。したがって自由はない。不自由なのである。

          「具体的な指示」は、その「具体的な部分だけ」を守ればよい。他の部分は自由になる。憲法・法律という決まりがあることによって、人々は自由なのである。それ以外は、許されるからである。疑問形の曖昧指示は、子どもを混乱させ、無定量に束縛するのである。


          【4】 ほめることで子どもを動かす

          「言って聞かせる」程度のことを実行するだけのことでも、なかなかたいへんである。まして「やってみせて」「やらせてみせて」「ほめてあげる」ということは、口でいうほど簡単なことではない。

          人は「ほめられれば」動く。しかし反対に「叱られても」動くのである。おそらく「叱ることによって、子どもを動かす」という人がほとんどなのではなないか。ほめることによって子どもを動かせる教師はなかなかいないものである。ほめることによって子どもを動かせる教師は、技量の高い教師である。

          私がすごいと思った教師は、例外なく、ほめることの上手な教師であった。そして、子どもの名前をよびすてにするようなことはなかった。教師と子どもの関係が品位で保たれていた。叱かることによって動かすか、褒めることによって動かすかを見るだけで、教育の格の違いをみることができる。


          子供を動かす法則




          | 向山洋一 | 19:00 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
          授業の腕をあげる法則
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            ■今日のメンター
            ■授業の腕をあげる法則
            ■向山 洋一
            ■明治図書
            ■著者紹介
            1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


            【1】 教育技術の大切さ

            学ばない教師は伸びない。50歳になって、新卒程度の腕の教師がいる。だが、いかに努力をしても、せいいっぱいやっても正しく学ばなければ何にもならない。

            「自分の方法」「自分なりのやり方」は、だいたいは「よくない方法」であることが多い。「よくない方法」を「よい方法」と錯覚しているから、いろいろなトラブルが生じる。


            【2】 根拠をもって実態をつかめ

            教室の子どもたちの実態を正確に理解すること、ここからすべてが始まる。正確というのは「根拠をもって数値に示せる」ということである。事実をつかまなければ何事も始まらない。

            「現在クラスで一人ぼっちになりがちな子は何名ですか」「三人ぐらい」と答える。「何を根拠として、そう言えるのですか」ここでほとんど教師はつまってしまう。カンなのである。「日記を毎日みている」という教師もいる。しかし、思いあがりである。毎日、日記をみていても分かりはしない。

            私どもの学校には「一人ぼっちの子をなくそう」週間がある。一週間毎日「二十分休みに誰と何をしていたのか」を調べる。四、五回一人でいた子を「一人ぼっちになりがちな子」と定義する。教師は理解し手をさしのべなければならない。「根拠をもって数値に示せる」というのはこのようなことである。


            【3】 技量を向上させる常識的方法

            まず、身近な信頼できる先輩に教わるのがよい。尊敬できる教師に喰らいついて教えてもらう。どれだけ学べるか、それは学ぶ人の出方にかかっている。次に、多くの本を読むことである。「どこかひきつけられ・ためになる」本を読もう。探せばある。そして、人がすすめる本はぜひ目を通すことだ。

            そして、研究会に参加することをすすめる。自分にとっていごこちがよいという事が大切である。研究会は、一回や二回では成果がでない。しかし、五年、十年とたつとその差は歴然としてくる。

            一番学ぶことが多いのは、自分たちでサークルを作ることである。ただし、どんなことをしてもサークルに出席するという熱意のある人が三人は必要である。もしそんな人が三人身近にいるのならぜひ作ったらよい。そういう人が三人集まるのは一千万円の宝くじが当たるより大変なことなのだ。


            【4】 教育技術(定跡・定石)を学ぶこと

            「こういう時は、これが最もよい方法だ」というのが定跡(定石)である。定跡を学ぶには、まず「手順・方法」を知ることだ。しっかりと覚えることだ。そして、まねをすることだ。まねをすると、今までの我流よりか良くなる。これは当然なことで、プロ中のプロが吟味しつくした最善手を使っているからである。

            しかし、時にはうまくいかないときもある。その時々に条件がちがうからだ。そんなときは、別の定跡を使う。つまり、いくつもの定跡の中から、その場にあった定跡を選択することが必要になる。だから定跡は多く知ることが絶対の条件となる。知るだけでなく、使いこなせるようにする。

            昔から、けいこごとの上達の段階に「守・破・離」という、三段階が言われてきた。定跡を学ぶことは、この「守」にあたる。我流には「守」がない。ある程度まで、それ以上は伸びない。定跡は名人・達人が長い年月をかけつくってきたもので、ここから始めなければ、決して名人・達人の域には達しない。



            ■選書コメント

            今週のメンターは向山洋一先生です。

            「向山洋一」(先生)とキーワードをいれてアマゾンで検索すると、695件ヒットします。どれから読めばいいのだろうと考えていたときに、TOSSサークルに初めて参加したときに「絶対にこれがよい」と太鼓判を押し、推薦いただいたのが本書です。

            大きく4章にわかれていて、特出すべき点として第1章には「授業の原則十ヶ条」が説明されています。これは、TOSSの黄金律ともいえるもので、一読の価値があります。

            TOSS(Teachers Organization of Skill Sharing)とは向山先生が主催されているサークルです。教育コンテンツの充実した「インターネットランド」というサイトがありますので、興味をもたれたかは一度アクセスされてみてはいかがでしょうか。

            参考URL:インターネットランド 


            授業の腕をあげる法則
            | 向山洋一 | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |