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愛するということ
愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
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教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

本調子
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    ■今日のメンター
    ■本調子
    ■斎藤 一人 他
    ■総合法令
    ■著者紹介
    「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみの『銀座まるかん』創設者。1993年以来、毎年、全国高額納税者番付(総合)10位以内にただひとり連続ランクインし、2003年には累計納税額で日本一になる。また、土地売却や株式公開などによる、高額納税者がほとんどを占めるなか、すべて事業所得によるものという異色の存在で、連続「実質1位」ともいえる。


    【1】 本を読むのが当たり前

    利口になるってことは、「自分がバカだ」って気がつくことなんですよ。そして、自分がバカだって気づいたとき、人はだいたい利口になっているものなんです。ところが人は、自分がバカなんだってことになかなか気がつけない。

    そこで本を読んだりして知ったことを、頭をゆすってゆすって、頭の中の下のほうへ下のほうへ落とし込んでいくんです。そうすると隙間ができてくるから、そこにまた本を読んで知恵を入れるんだ。それが読書ってもんなんだよね。

    本っていうのはたいがいが偉くなった人とか、出世した人とか、そういう「何か」があるから本になるんです。普通じゃうまくいったコツなんか、なかなか教えてくれないよ。それを、とんでもなく成功した人が、一生懸命一生懸命、どうやったらわかってもらえるかと思って、書いているんだよ。


    【2】 学校は、本を好きにさせることをしましょう

    私なんか本をすすめるときは、まず3冊か4冊、本が好きになる本を読みなって言うんだよ。だって、この人にこの本を読ませたらいいなって思ってても、本を読む習慣がない人には、本はすすめられないんだよね。

    そりゃ私だって、何でここから始めなきゃいけないんだろうなって思うんだよ。本当は、学校にいるときに本が好きでしょうがなくなるようなことを学校で教えてほしんですよ。ところが学校って、本嫌いにさせといて、本を読めっていうところが多いでしょ。

    まず先に先生に本読んでほしいよね。自分では読まないのに、世界文学全集を持ってきたりするのは、やめたほうがいい。そんな本、今どき誰か読んでますか?自分では読んだんですか?自分がやらないことを人にやらせるのはやめなって。人に言うときは「まず自分でやる」。これ社会の掟です。


    【3】 ちょいとで差がでる時代の読書

    本を読まなきゃ何もわかりません。テレビ、ラジオっていうのは一般に合わせてるんだよね。あれは常識でやってるんだ。だけど、社会に出るようになったらんだったら、常識より、ちょいと先を知ってるようにならなきゃだめなんだ。ちょと知ってる。これが大差を生んじゃう時代なんだよ。

    それと、本っていうのは万人に向かって書くものだから、あなたのために書いてるってことはほtんどないんだよね。だから本を読んでみて、一個でも、一行でも心に残るものがあれば本を良しとしなきゃいけない。本に対しての期待度も多すぎる。今の世の中に千円でいろいろ望むことは欲が深い。

    「齋藤さんはどこから情報を得るんですか?」って聞かれるんです。どこかに情報があると思っている人がいるんだけど、人が知っちゃているものは情報と言わないんだよね。多方面にわたっていろんな本を読んだりしながら頭を研ぎ澄ましていると、絶妙な直感のようなものが生まれてくるんです。


    【4】 的をしぼって読みましょう

    「成功する人としない人の明らかなちがいって何ですか?」ってよく聞かれるんですけが、成功しない人は自分に関係ないものに一生懸命になるんですよ。読書って言ったて、経営者が推理小説をず〜っと読んでいたってためにならないんだよ。要するに、自分に関係のある本を読むんです。

    「資格は取ったほうがいいですか?」仕事の役に立つ資格ならいいんだよ。でも何の役にも立たない資格をとってたって金がなくなるだけ、気休めだからよしなって。普通の人は役に立たないことに興味があるんだよ。そいうので「好きなことやってたら成功するよ」ってことは絶対ないんです。

    自分の仕事に関係のないことばっかしに興味があるとしたら、自分は絶対、人生の落伍者になると思っててみな。間違いないから。まず自分に必要なものに興味を持つ。それでそのことに賭けていくんだよ。自分のことよ〜く考えて分析してごらん。今自分に必要なものをやろうよ。



    ■選書コメント

    今週は日本一のお金持ちの斎藤一人さん特集です。

    本書『本調子』は一人さん御用達の「読書のすすめ」という本屋さんの店主清水克衛を中心に、読書について様々な方が思いをぶつけている一冊です。様々な方とは、斎藤一人さんをはじめ、『ユダヤ人大富豪の教え』の本田健さん、七田式の右脳開発や速読で有名な七田眞さん、『夢を実現する宝地図』の望月俊孝さんなど錚々たる面々です。

    各界でメンターとされている人々がどのように本とつきあっているのかを知ることができます。

    ちなみに本書はあまり書店でみかけたことがありません。たまたま何かで知って近くの書店に出かけ、「『本調子』ありますか?」と尋ねたところ、「えっ、本調子ですか?本の名前ですか」と、聞き返されました。そのとき「あ、昔懐かしのダジャレだ」と気づきました。本自体の在庫も少なく、店員さんにも聞きにくい一冊ですが、著者の面々に興味がある方は、貴重なテーマですので、ぜひお探しください。


    | 読書 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |
    読書力2
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      ■今日のメンター
      ■齋藤孝の速読塾
      ■齋藤 孝
      ■筑摩書房
      ■著者紹介
      1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、現在は明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)など。


      【1】 理解力の3段階

      本を読んだときの「理解力」のレベルについて考えてみましょう。まず、もっとも低いCレベルは本を読んでもすぐ忘れてしまうランクのことです。知識としては“使えない”というレベルです。いくら読んでも蓄積がない、一番大切な「頭の良さ」につながっていない場合がCレベルです。

      Bレベルは、「要約力」はあるというレベルです。要約力は、一般的に言われる意味での「頭の良さ」と比例しています。要約することができれば、物事の一番大事な骨組みをつかんで、それをはずさずに再生できるわけですから、普通の仕事はできるという「頭の保証」になります。

      要約力は本を読みっぱなしにしないで、読書ノートをつけるとか、人に話すといった訓練で高めることができます。トレーニングによって要約力を磨いていくと、道が二手に分かれます。どこまでいっても要約レベルから抜け出せないもの、要約で終わる理解力、それがBレベルです。


      【2】 目標は自分のオリジナルなものが出せること

      Aレベルの理解力とは、新たな価値を付与して、オリジナルのアイデアや提案、見方が出せる力です。速読・多読を通して、要求している理解力はまさにこれです。単に早く読んだり、たくさん読むことが問題ではありません。理解力のある本当の頭の良さを手にいれるというゴール設定が重要です。

      なぜAレベルの理解力にこだわるかというと、日常のあらゆる場面でそれが必要とされるからです。例えば、戦争、憎しみは、みな「理解が足りない」あるいは「理解することを拒否している」ところに生まれてきます。コミュニケーションの最低限の基本も理解力です。

      そして大切なのは、その「理解力」が速くなければいけないということです。目指す理解力とは、「速解力」です。明日、正解を持ってこられても意味がありません。それでは、生き生きした斬新な価値を生み出すことはできません。その場で、即、理解することが大切なのです。


      【3】 本を読む心構え

      多読するには、本を読む時間を増やせばいいだけです。私は、ソファーで読み、トイレで読み、健康器具ロデオマシンに乗るときでさえ、読みます。そればかりか、テレビをみるときもつねに本を読んでいます。「どういうときに本が読めないのか」という逆転の発想で考えてみてはどうでしょうか。

      「速読・多読」ができるようになるには、初心者のうちのある時期は本に関して金に糸目をつけない、という覚悟を持った方がいいと思います。1ヵ月に最低1万円は本に出資すると決めておいてはどうでしょうか。1ヵ月1万円以下で脳味噌をよくしようというのは、少し考えが甘いと思います。

      本がたくさんありすぎて、部屋が狭くなると言う人がいますが、頭がよくなるほうがずっと重要なのに、なぜ部屋のスペースを優先するのかという感覚が私にはわかりません。それに、本当に増えて困るというのは、10000冊くらいになってからをいいます。1000冊は大したことありません。


      【4】 本は著者が自分のためだけに時間をさいてくれること

      私が本を素晴らしいと思うのは、著者が自分のためだけに時間をさいて、丁寧に解説してくれているからです。アリストテレスやドストエフスキーを家庭教師に雇おうと思ったら、お金をいくら積んでも不可能です。第一、時空を超え、その人のところに行かなければ、話しを聞くことができません。

      それが本という形にまとまって、目の前にあります。しかも本はそうした著名な人が最高の集中力をもって、言い間違えもなく、構成も整理されてまとまった状態で提示してくれているものです。そんな機会はめったにあるものではりません。このように考えると、本はこの上ない便利な先生です。

      書店に行くと、ありとあらゆる時代、国、分野の名だたる先生がたが、私たちを待っていてくれます。一人でも多くの先生と出会い、先生の主張のいちばん優れたところを教えてもらい、自分のアイデアに生かして、新しい価値を生み出すことができるのです。考えただけでワクワクします。



      ■選書コメント

      今週は齋藤孝先生特集第2弾です。


      昨日の『読書力』は、2002年9月に出版されました。本書は2006年10月です。4年間を経た齋藤先生の進化をこの2冊からよみとることができます。

      前作ではあれほど要約力、要約力と口をすっぱくして要約だーと話をされていたのに、本書では要約力はBレベルでしかない!!と、要約力はステップ台になっています。

      このAレベルは、『コメント力』や、『三色ボールペン情報活用術』においても共通で、情報と接する際に、文脈を踏まえた上でどう自分と関わらせ、クリエイティブなアイデアを出していくかということの大切さに気づかせてくれます。


      このレビューでは、「速読」ではなく、「読書力2」というコンセプトで紹介させていただきました。ですので、速読の部分はほとんど紹介していません。しかしながら、紹介をしていないだけで本書のタイトル通りに、速読メソッドも満載です。

      本をある程度親しむと、速読法に行き当たります。フォトリーディング、栗田式SRS、特打シリーズ速読編などをご存知の方も多いと思います。誰もが一度は速読を夢見ます。本をパラパラパラとめくっているようにみえて、本人は感動して涙を流しているという光景に憧れるてしまいます。

      かくいう私もそれらを学びました。それぞれによさや、向き不向きがあります。速読に興味をもたれている方は一通り経験されるとよいかと思います。ちなみに『齋藤塾』では、ステップアップ式で速読を目指すというよりは、いくつかのメソッドを提示しブッフェ的で、合うものを取り入れるといったスタンスです。

      なので興味あるものを試すといった方法もとりやすいかと思います。締め切りを決めて読むといったスタンダードなものから、「喫茶店タクティクス『6冊30分読み込み』」といったハイレベルのものも用意されているので奥も深いです。


      読書の秋のおともにオススメの1冊です。


      | 読書 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      読書力
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        ■今日のメンター
        ■読書力
        ■齋藤 孝
        ■岩波新書
        ■著者紹介
        1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、現在は明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)など。


        【1】 読書力

        日本ではいつのまにか、本は、「当然読むべき」ものから「別に読まなくてもいい」ものへと変化してしまった。これも時代の変化だ、とおだやかに受け入れてしまう人もいるかもしれないが、私はまったく反対だ。本は読まなければいけないものだ。こう断言したい。

        「読書好き」と「読書力がある」は違う。もちろん一致する場合も多いが、好きな推理小説家の作品だけを読み続けている人は、読書好きとは言えるが、読書力があるとう保証はない。「精神の緊張を伴う読書」が、ここで想定している読み方だ。作家や著者は偏らずに散っているのが望ましい。

        私の基準としては、本を読んだというのは、まず「要約が言える」ということだ。字面をいくら目で追ったとしても、あらすじや要約が言えないようでは、読書をした効果が薄いからだ。要約を条件にすることで、いつも自問するようになる。自分の読書力を向上させる目安になる。


        【2】 自己形成としての読書

        読書の幅が狭いと、一つのものを絶対視するようになる。教養があるということは、幅広い読書をし、総合的な判断が下すことができるということだ。本を読むことで、自分の世界観や価値観を形成し、自分自身の世界をつくっていく。

        また、人間の総合的な成長力は、優れた人間との対話を通じて育まれる。身の回りに優れた人がいるとは限らない。しかし、本ならば、現在生きていない人でも、優れた人との話を聞くことができる。優れた人との出会いが、向上心を刺激し、人間性を高める。

        さらに、あまりにも当たり前なことかもしれないが、考えることは、言葉で行う行為だ。一人での考え事も、基本的には言葉で考えている。言葉の種類が少なければ、自然と思考は粗雑にならざるを得ない。考えるということは、言葉の豊かさで、これは知るには読書が最良の方法である。


        【3】 自己形成としての読書2

        本を読んでいて「自分と同じ考えの人がここにもいた」という気持ちを味わうことは多い。「自分ひとりの経験ではなかったのだ」という思いが、自分の生を勇気づける。現在の自己を肯定してくれる者に出会うことによって、アイデンティティは形成される。

        実体験至上主義は、経験世界を狭くする。実体験の前に読書をしていることは、体験の質を低くするどころか高くするものだと私は考えている。先入見なしに物事に向かうといえば聞こえはいいが、あまりに知識のない状態では物事の本質をまったく見逃してしまうことの方がむしろ多い。

        人間の極端なスタイルをあれこれと知ることは、コミュニケーションの幅を広げてくれる。日常ではどうしても自分と同じレベルや同種類の人とつき合いがちだ。その方が負担が少ないからだ。しかし、本の世界では強烈な人間とつき合うことできる。これは、人間の幅を広げ、器をおおきくする。


        【4】 読書力を身につける

        私が設定する「読書力がある」ラインとは、「文庫百冊・新書五十冊を読んだ」というものだ。読書が習慣化するラインがこのあたりだ。読書力が高い人は、おしなべて「文庫本時代」を経過している。また、新書は文学系とは違った、大きな知識体系への入り口になっており、知識欲を促進する。

        本を自分のものにするためには、線を引きながら読む。線を引くというのは、積極的に本の内容に関わらせていく明確な行動だ。他の人に見られてしまうかもしれないという恥ずかしさも含まれている。線を勇気を持って引く。この一回一回の積み重ねが、本を読む力を鍛える。

        本を読んでもその内容をすぐに忘れてしまう。それの対策として、本を読んだらとにかく人にすぐその内容を話す。できれば3、4人に同じ話をするようにする。そうすると、ほぼ後で使うことができるような形で記憶することができる。一文だけでも、印象に残った文章を人に話しまくるのだ。



        ■選書コメント

        今週は齋藤孝先生特集第2弾です。

        ご存知の方も多いと思いますが、あえてまた言います。サンチャゴは齋藤孝先生の大ファンです。50冊は超えました。話し出したらとまりません。今度街で会ったら試しに話題をふってみてください。しかし、その際は想像以上に火がつくので火傷に注意です。

        という私が齋藤先生入門編としていつもオススメしているのが、この『読書力』です。(※『「できる人」はどこが違うのか』もセットでオススメ)本書が私の読書でのブレークスルーポイントです。最後に文庫百選が付録でついているのですが、このリストを片手に神保町の古本屋を探しあるいたのを昨日のことのように覚えています。

        本を読んだと言うことは要約できるということである。という概念も、読書に対するスキル意識の向上となり、今、このレビューにもつながっています。

        実をいうと、年内に1度「読書会」を開こうと企画中です。読書力というコンセプトに共感されたかた、ぜひ一緒にこの力を磨いていきましょう。


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