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愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
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教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

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上達の法則
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    ■今日のメンター
    ■上達の法則―効率のよい努力を科学する
    ■岡本 浩一
    ■PHP新書
    ■著者紹介
    1955年大阪府生まれ。社会心理学者。東洋英和女学院大学人間科学部教授。1980年、東京大学文学部社会心理学専修課程卒業。同大学院社会学研究科博士課程を経て社会学博士。専門はリスク心理学。文部科学省の委員、通産省技術顧問、カーネギーメロン大学大学院学位審査委員、ISPP(国際政治心理学会)理事など、内外で多くの要職を歴任。また、茶道を修め、茶道誌「淡交」に「茶道心講」を連載。裏千家淡交会巡回講師。


    【1】 初心者から中級者へのステップ

    まず始めてみる。始めたらやるべきことが自分でわかるようになってくる。つぎに必要なのは入門書や概論書を読んでみることである。面白さが例示的にわかるものがよい。

    急に心がワクワクする瞬間が訪れる。これは、技能を習得する過程で、それまで無意味処理されてしまっていた刺激が、有意味処理され始めたしるしなのである。何か意味を感じるものの、準言語処理(コード化)として完全に捉えられないので、その漠然とした情感だけを感じているのである。

    頻度や学習の場を決める。頻度は、おおむね週1,5〜2度くらいを努力目標がちょうどいい。

    得意なものをみつける。これは大きな原動力となる。初期段階では、無理矢理にでも、すきなものを作るのが良い。これは、上達の大切な側面であるコード化の有意味処理能力の獲得の手助けになるものである。

    【2】 記憶のしくみ

    感覚記憶を短期記憶におくりこみ、短期記憶を長期記憶に送り込むことで、記憶は定着する。

    まず、短期記憶におくりこむためには、「コード化(言語化)」が必要になる。感覚記憶は一瞬にして消えてしまうので、意識的におくりこむ。

    短期記憶にとりこむことができるのは、7チャンクまで。そして、こちらも数秒のみしか持たない。「リハーサル」して繰り返すことや、「自我関与」によって記憶を長くし、長期記憶に移っていく。なので、情報を圧縮することや、繰り返すことが重要になる。

    長期記憶の中には、言語化されるのものと非言語化のものがある。そして、その両方の記憶されたものから、スキーマと、コードシステムが形成される。上級者は、この2つが発達しており、その分、また、これらが記憶力の向上にも寄与しているのである。

    【3】 中級者から上級者になるステップ

    鳥瞰的認知を高める。得意なものにこだわってみる。全体鳥瞰図は、1点を中核とした認識を多種繰り返すことによって、練った形で獲得するのが有益。また得意なものは自己アイデンティティにつながり、これが強い自我関与をうむ。

    理論書を読む。理論的思考を身につけることが、上達の道具となる面が大きい。相対的に少ない練習量、少ない経験量を有効に血肉にするには、自分や他人の練習や経験を深く理解することが有効になる。また、細かい差の重要性や意味を理解できるようになる。

    ひとつのものを決めて、それを精密に学ぶ。狭い限定的なレパートリーのなかに意外な豊かさと面白さがある。その面白さにとりあえず溺れてみる。また感情移入をしたり、よい作品をみたりして、イメージ能力を高める。また、達人と出会い達人の技に学ぶ。

    広域コードと知識を拡大する。類似物や、文化歴史なども知ることで、コードシステムが広がることになる。

    【4】 上達を極めるステップ

    反復練習をする。評論を読み、美的判断で物事の好き嫌いを判断することで、自分のなかに一貫性をもたせる。大量の暗記暗唱してみる。すこし大きな目標に挑んでみる。

    少し高価な手回り品を買う。独自の訓練方法を考える。独自の訓練から基本訓練に立ち返る。

    一時期休憩をすることで、心理的飽和を下げたり、スキーマやコードの整理をし、一貫性を高める。



    | 勉強法 | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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