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愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
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教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

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段取り力 齋藤孝
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    ■今日のメンター
    ■段取り力
    ■齋藤 孝
    ■著者紹介
    1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学院教育学研究科学校教育学専攻博士課程等を経て、現在は明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション技法。主な著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞)など。

    【1】「段取り力」って?

    特別な天才や芸術家を除けば、私たちの間にそれほど大きな才能や能力の
    差はない。ただ段取りのいい人と悪い人がいるだけだ。

    普通は、何かに失敗したとき、自分には才能がないとか、能力がないと言ってしまう。しかし才能や育ち、環境のせいにしてしまうと改善のしようがない。改善のしようがないから、努力もしない。

    だが、「段取りが悪かったからうまくいかないんだ」と考えることで
    対処法が違ってくる。段取りを組み替えれば現実が変わっていく。
    このように考える癖をつけるために「段取り力」のコンセプトは有効だ。

    【2】 「段取り力」の効用

    「段取り力」という言葉は、領域に限定されない。何かで培った「段取り」は他に移すことができる。一芸に秀でた人は他のことをやっても大丈夫だといわれる。つまり、一芸に精通すると、その内部の段取りが分かり、他にも応用できるのだ。

    何かに臨むとき、段取りのイメージをつかんだ上で入っていくのと、そうでないのとでは効果に大きな差ができてしまう。

    根本的な人間性はなかなか変わらないが、「段取り力」は明らかにちょっとした意識化と練習でのびる。誰でも鍛えることができる。

    【3】 「段取り力」を行う際のポイント。

    「段取り力」にはいくつかタイプがあり、それぞれの人に合った「段取り力」がある。 
    例えば、緻密さ。突発的な事件や出来事を楽しめるタイプであれば、あまり細かい段取りを計画する必要はないが、予定がのことに対処できない人には、ある程度の計画が必要になる。

    「大筋を外さないことと優先順位を間違えないこと」物事を行うとき、最大の鍵になるポイントに最大のエネルギーを注ぎ込むことが成功の秘訣である。その人の、能力いかんというよりは、そのエネルギーの使い方次第が肝心となる。

    【4】 「段取り力」を身につけるには。

    優れた「段取り力」の手本を取り上げ、その「段取り力」を見抜く。繰り返すことで、優れた「段取り」が技化され、自分の「段取り力」を鍛えることになる。ヒット商品やアイディアを「デザインシート」に落としていくのが「段取り」把握の近道である。

    「何のために何をやる」というのは根本的な「段取り力」。それがないと、努力しても的外れになってしまうし、努力が無駄になる。だから「段取り力」を鍛えるやり方として今何のためにやっているのか、ということを意識して口で言う、あるいは意識化する。

    自分の中にある「段取り力」に目覚めることが、「段取り力」を技化する第一歩である。
    自分が得意とする比喩で、無理やりにでも全部を見てしまう。そこに領域を超えて「段取り力」を磨いていくコツがある。


    ■選書コメント

    今週は齋藤孝先生特集です。

    「段取り力」というと、「マニュアル」に近いものかなという感じがありますが、「自分で手順を決めること」ができることに、決定的な違いがあると本文に述べられています。

    また、「戦略」と同じじゃないのという感じもしますが、仕事や勉強だけでなく、スポーツや、遊びや、パーティーなどの分野を想定した場合や、領域を超えるというイメージをもったときには、「段取る」という語感が、よりしっくりくるのではと思います。

    本書には、より細かな「段取り」の「ポイント」・「鍛え方」が紹介されています。そして、段取りを踏まえた「整理整頓術」や「コミュニケーション」について述べられており、日常生活に応用できるようなヒントも随所に見受けられます。

    学業や、仕事に限らず、趣味はもちろん、恋愛まで応用ができるのでは?
    すべての人にお勧めの一冊です。


    | 齋藤孝 | 10:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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