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愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
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教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

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授業の腕をあげる法則
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    ■今日のメンター
    ■授業の腕をあげる法則
    ■向山 洋一
    ■明治図書
    ■著者紹介
    1943年東京生まれ。東京学芸大学社会科卒業。NHK「クイズ面白ゼミナール」教科書問題作成委員に任じられるなど幅広い活動を行っている。TOSS(教育技術法則化運動)代表。


    【1】 教育技術の大切さ

    学ばない教師は伸びない。50歳になって、新卒程度の腕の教師がいる。だが、いかに努力をしても、せいいっぱいやっても正しく学ばなければ何にもならない。

    「自分の方法」「自分なりのやり方」は、だいたいは「よくない方法」であることが多い。「よくない方法」を「よい方法」と錯覚しているから、いろいろなトラブルが生じる。


    【2】 根拠をもって実態をつかめ

    教室の子どもたちの実態を正確に理解すること、ここからすべてが始まる。正確というのは「根拠をもって数値に示せる」ということである。事実をつかまなければ何事も始まらない。

    「現在クラスで一人ぼっちになりがちな子は何名ですか」「三人ぐらい」と答える。「何を根拠として、そう言えるのですか」ここでほとんど教師はつまってしまう。カンなのである。「日記を毎日みている」という教師もいる。しかし、思いあがりである。毎日、日記をみていても分かりはしない。

    私どもの学校には「一人ぼっちの子をなくそう」週間がある。一週間毎日「二十分休みに誰と何をしていたのか」を調べる。四、五回一人でいた子を「一人ぼっちになりがちな子」と定義する。教師は理解し手をさしのべなければならない。「根拠をもって数値に示せる」というのはこのようなことである。


    【3】 技量を向上させる常識的方法

    まず、身近な信頼できる先輩に教わるのがよい。尊敬できる教師に喰らいついて教えてもらう。どれだけ学べるか、それは学ぶ人の出方にかかっている。次に、多くの本を読むことである。「どこかひきつけられ・ためになる」本を読もう。探せばある。そして、人がすすめる本はぜひ目を通すことだ。

    そして、研究会に参加することをすすめる。自分にとっていごこちがよいという事が大切である。研究会は、一回や二回では成果がでない。しかし、五年、十年とたつとその差は歴然としてくる。

    一番学ぶことが多いのは、自分たちでサークルを作ることである。ただし、どんなことをしてもサークルに出席するという熱意のある人が三人は必要である。もしそんな人が三人身近にいるのならぜひ作ったらよい。そういう人が三人集まるのは一千万円の宝くじが当たるより大変なことなのだ。


    【4】 教育技術(定跡・定石)を学ぶこと

    「こういう時は、これが最もよい方法だ」というのが定跡(定石)である。定跡を学ぶには、まず「手順・方法」を知ることだ。しっかりと覚えることだ。そして、まねをすることだ。まねをすると、今までの我流よりか良くなる。これは当然なことで、プロ中のプロが吟味しつくした最善手を使っているからである。

    しかし、時にはうまくいかないときもある。その時々に条件がちがうからだ。そんなときは、別の定跡を使う。つまり、いくつもの定跡の中から、その場にあった定跡を選択することが必要になる。だから定跡は多く知ることが絶対の条件となる。知るだけでなく、使いこなせるようにする。

    昔から、けいこごとの上達の段階に「守・破・離」という、三段階が言われてきた。定跡を学ぶことは、この「守」にあたる。我流には「守」がない。ある程度まで、それ以上は伸びない。定跡は名人・達人が長い年月をかけつくってきたもので、ここから始めなければ、決して名人・達人の域には達しない。



    ■選書コメント

    今週のメンターは向山洋一先生です。

    「向山洋一」(先生)とキーワードをいれてアマゾンで検索すると、695件ヒットします。どれから読めばいいのだろうと考えていたときに、TOSSサークルに初めて参加したときに「絶対にこれがよい」と太鼓判を押し、推薦いただいたのが本書です。

    大きく4章にわかれていて、特出すべき点として第1章には「授業の原則十ヶ条」が説明されています。これは、TOSSの黄金律ともいえるもので、一読の価値があります。

    TOSS(Teachers Organization of Skill Sharing)とは向山先生が主催されているサークルです。教育コンテンツの充実した「インターネットランド」というサイトがありますので、興味をもたれたかは一度アクセスされてみてはいかがでしょうか。

    参考URL:インターネットランド 


    授業の腕をあげる法則
    | 向山洋一 | 19:07 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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