RECOMMEND
RECOMMEND
RECOMMEND
愛するということ
愛するということ (JUGEMレビュー »)
鈴木 晶, Erich Fromm, エーリッヒ・フロム
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
RECENT TRACKBACK
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

08
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

教員ドットコム 教育関連おすすめレビュー


様々な方面で活躍されているメンターの方のお話を紹介していきます。

<< 『読み・書き・計算』で学力再生 | main | 学力は家庭で伸びる >>
学力はこうして伸ばす!
0
    ■今日のメンター
    ■学力はこうして伸ばす!
    ■陰山 英男
    ■学習研究所
    ■著者紹介
    1958年兵庫県生まれ。1980年岡山大学法学部卒業。1989年4月より兵庫県朝来町立山口小学校教諭。着任直後より生活習慣の改善と『読み書き計算』の反復練習を二本の柱として学力向上にとりくむ。2003年1月、「学校裁量権の拡大」の研究校として指定された広島県尾道市立土堂小学校の校長に公募から選ばれ、4月就任。カリキュラム編成から学校づくりにとりくむ。同小では、全校生徒の平均偏差値が2年間で52から59まであがるなど、著しい成果をみせている。


    【1】 学力は三層構造

    学力というのは三層構造でつくられます。まず底辺には「健全な生活習慣」があって、その上に「基礎基本の学習」と「読み書き計算のトレーニング」があり、さらにその上に「多様な学習」があります。その基本構造が意識されていないと失敗します。

    底辺がないのに突然一番上の層に飛びつけば、「とにかく体験的な学習を重視しよう」となって学力低下を起こします。そうすると今度は「学力低下だ、じゃあ読み書き計算トレーニングを重視しよう」といって2つめの層に飛びつく。そうすると子どもたちに過剰な負担がかかってしまいます。

    子どもたちに「やらせてもダメ、やらせなくてもダメ」だという原因は、最下層、つまり生活習慣を無視していることです。寝不足のままご飯も食べさせないで「百ます計算」をやったらキレますよ。そりゃあたりまえです。


    【2】 覚悟を決めて子どもを伸ばす

    「早寝早起き朝ご飯、テレビは2時間以内で」これは私が何よりも強く訴えてきたことです。しかし、これは結局、各家庭の生活リズムを変えさせようという提案です。それを家庭が「わかりました」と了解することは普通ではありません。まずは学校・教師自身が覚悟を決める必要があります。

    最終的に「子どもを伸ばす」という、たったひとつの尺度で物事を考えられるようにならなければ、覚悟は決まらないのです。大変だとか面倒だとかこうやればうまくいくとか、方法論ではなく、やった結果が「子どもが伸びればそれでいい」ということ、すべてその基準で考えればいいのです。

    いくら教師が夜中まで頑張って教材を作って残業しても、それで子どもが伸びないなら意味がありません。現段階で子どもの学力低下の原因が、生命力の低下になるなら、生命力を伸ばすしかない。そのために自分はどこまで頑張れるか、それだけのことです。


    【3】 教師に必要な3つの「目」

    「子どもを見る目」
    何が必要なのか、それを見極める力です。答えは常に目の前の子どもの中にあります。そして、できない子伸ばすことことから逃げないでそこにある事実に立ち向かってほしいと思います。

    「時代、社会を見る目」
    子どもたちに身につけさせた力が、果たして社会に意味があるものなのかどうかを見極める目です。教師の勝手な思いで指導して、ああ良かった、なんてそんな独りよがりなことは許されません。

    「自身の実践を評価してもらう目」
    子ども同様、教師も自分のやっていることをきちんと社会に評価してもらわなければなりません。自己満足では、どんなにいい実践も、継続が難しい。評価されることで意欲も元気も増すのです。


    【4】 周囲の期待が子どもを伸ばし、自信を生む

    難しい問題が解けたら、誰でも嬉しい。その喜びが、自信につながる。自信がつくと、もっと難しい問題に取り組めるようになり、成長する。その成長の喜びが、自信を生む。この好循環が子どもを伸ばすのです。

    もしこれができないのだとしたら、その理由は、我々大人が、子どもが伸びることを信用していないからではないでしょうか。実は、私も最初は信じていませんでした。でも、子どもが成長するのを目の当たりにして伸びるのを見るのがやみつきになりました。子どもは予想以上に伸びてくれます。

    そして、予想を超えて子どもが成長したら、もう心の底から褒めるしかありません。褒められた子どもは自信がついて、もっと頑張ります。そしてまた伸びて褒められる。やってみればわかることですが、すごく単純なことなのです。


    ■選書コメント

    今週のメンター陰山英男先生です。

    本書は陰山メソッドの本質、実践例が丁寧に紹介されています。また、百ます計算&漢字プリントなどが収録されたCD−ROMも付いています。

    山口小学校での実践が熟成されており、フラッシュカードや、そろばん、インターネット、英語学習など最新のメソッドも収録されています。「陰山先生=百ます計算」との認識が強いですが、それ以外にも多くの発見がある一冊です。



    | 陰山英男 | 19:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









    http://gokaku.kyoin.com/trackback/435158