2006.11.22 Wednesday
人生が全部うまくいく話
■今日のメンター
■人生が全部うまくいく話
■斎藤 一人
■三笠書房
■著者紹介
「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみの『銀座まるかん』創設者。1993年以来、毎年、全国高額納税者番付(総合)10位以内にただひとり連続ランクインし、2003年には累計納税額で日本一になる。また、土地売却や株式公開などによる、高額納税者がほとんどを占めるなか、すべて事業所得によるものという異色の存在で、連続「実質1位」ともいえる。
【1】 それは簡単ですね
俺はね、「それは簡単です」って言うのが口グセなんですよ。「簡単なんですよ」って聞いて、「あ、それは簡単ですね」って、思う人は成功者なの。
失敗者っていうのは、どんなこと言っても、「それは大変ですね」って言うの。「それが難しいんですよね」って言うの。たとえば、「人の幸せ願うんだよ」って言うと、「それが難しいんですよね」って。なんでも、「難しい」と言うのが、クセなの。
で、なんでも「難しいですね」って言う奴は、これ、失敗者なの。なぜ失敗者かって言うと、結局、何もやらないからなんだよ。宝くじも、買わないんなら絶対に当たらない。それと同じで、絶対に成功しないタイプっていうのがいるんだよ。
【2】 感謝の多い人
「何をやってもトントンうまくいく」という人がいます。反対に、「何をやってもガタガタしてうまくいかない」という人もいますね。やっぱり、違うんだよね。その違いって、たった一点、「感謝」なんです。成功する人っていうのは、「感謝」が多いんだよ。
でも、「いいことがあったら感謝する」では、普通なの。「いいこと」なんてめったにないから、感謝が少なくなっちゃうんです。それよりも、嫌なことにも感謝する。自分が失敗したときは、「あ、こういうことをすると、失敗するということがわかった」なんです。
だから、「嫌なこと」にも感謝する。もちろん、「良かったこと」にも感謝する。で、そういう「感謝の多い人」って、必ず成功するんだよ。ちゃんと学ぶからね。良いことにも嫌なことにも感謝できる人間は、人生、全部うまくいきます。
【3】 「嫌な奴」には、「三倍くらい嫌な奴」でいい!
嫌な奴となんか仲良くすることなんてないんです。嫌な奴と仲良くすると、人生が嫌になっちゃうんです。嫌な奴は、「嫌な奴だなー」と思わなければいけない。それで、隣にいても、いないように思わなければいけないのです。
嫌な奴がいたら、「嫌な奴だねー」とか、「性格悪いね、意地悪いねー」とか、「今日も暗いねー」とか、言っちゃうんです。そうすると、相手にとって、自分のほうがもっと嫌な奴になりますから、寄ってきませんから。「三倍ぐらい嫌な奴」になってやれば、二度と来ません。
「嫌な奴だけど、一緒にいてあげようか」なんて半端な奴がいるから、気がつかないんです。誰かが教えてやんなきゃ駄目なの。愛ですよ、愛。このままいくと、一生嫌な奴のままで終わって、死んだら地獄へ行かなきゃならないんですよ。「本当に嫌な性格だね!」と愛を込めて。これでスッキリ。
【4】 言いにくいことは、つねに言う
「会社に来たら、絶対ニコニコしていろ」って、私はいつも言っています。うちはブスーっとしているだけでクビなんです。「何もしていないのにクビになった」と言っても、しているんですよ。ブスっと。ブスっとしているだけで、まわりは気分が悪くなるんです。
これってね、大切なの。うちの会社はこういう会社だって、つね日頃から言っていれば、みんなもそうだと思うのです。そのお陰で、うちの会社はブスっとしててクビになった奴はひとりもいないんだよ。ブスっとする前に言う、これが大切なんだ。
言いにくいことを言わなきゃいけないって、もう日頃から言ってなきゃいけないの。つねに言っていれば、あらためて言われる人もいないんですよ。わかりますか。我慢して、我慢して言うから、毒がでちゃうんですよ。言いにくいことは、事が起きる前から言っている。これが正しいね。
■選書コメント
今週は日本一のお金持ちの斎藤一人さん特集です。
「『感謝の多い人』は絶対に成功する」がこの本のテーマです。
失敗したのも、騙されたのも、すべて感謝ですということはなかなか納得いかないかもしれません。しかし、ビジネス的な考え方での自己責任率100%ということを考えると、自己責任をとるのは常識なので、その上に感謝という+αが乗っかったと思えば、お得感も出て、感謝力習得の一歩が踏み出せるように思います。
やはり自分の周りでも、成功しているなぁと感じる人は、「感謝力」が強い人が多いです。まず、口グセがありがとうです。また、相手を褒めると、謙遜ではなくて、心から周りの人(両親・仲間・環境など)をたたえます。
興味をもたれたかは、感謝するという色眼鏡をつけて1日を振り返ることからはじめてみてはいかがでしょうか。
■人生が全部うまくいく話
■斎藤 一人
■三笠書房
■著者紹介
「スリムドカン」などのヒット商品でおなじみの『銀座まるかん』創設者。1993年以来、毎年、全国高額納税者番付(総合)10位以内にただひとり連続ランクインし、2003年には累計納税額で日本一になる。また、土地売却や株式公開などによる、高額納税者がほとんどを占めるなか、すべて事業所得によるものという異色の存在で、連続「実質1位」ともいえる。
【1】 それは簡単ですね
俺はね、「それは簡単です」って言うのが口グセなんですよ。「簡単なんですよ」って聞いて、「あ、それは簡単ですね」って、思う人は成功者なの。
失敗者っていうのは、どんなこと言っても、「それは大変ですね」って言うの。「それが難しいんですよね」って言うの。たとえば、「人の幸せ願うんだよ」って言うと、「それが難しいんですよね」って。なんでも、「難しい」と言うのが、クセなの。
で、なんでも「難しいですね」って言う奴は、これ、失敗者なの。なぜ失敗者かって言うと、結局、何もやらないからなんだよ。宝くじも、買わないんなら絶対に当たらない。それと同じで、絶対に成功しないタイプっていうのがいるんだよ。
【2】 感謝の多い人
「何をやってもトントンうまくいく」という人がいます。反対に、「何をやってもガタガタしてうまくいかない」という人もいますね。やっぱり、違うんだよね。その違いって、たった一点、「感謝」なんです。成功する人っていうのは、「感謝」が多いんだよ。
でも、「いいことがあったら感謝する」では、普通なの。「いいこと」なんてめったにないから、感謝が少なくなっちゃうんです。それよりも、嫌なことにも感謝する。自分が失敗したときは、「あ、こういうことをすると、失敗するということがわかった」なんです。
だから、「嫌なこと」にも感謝する。もちろん、「良かったこと」にも感謝する。で、そういう「感謝の多い人」って、必ず成功するんだよ。ちゃんと学ぶからね。良いことにも嫌なことにも感謝できる人間は、人生、全部うまくいきます。
【3】 「嫌な奴」には、「三倍くらい嫌な奴」でいい!
嫌な奴となんか仲良くすることなんてないんです。嫌な奴と仲良くすると、人生が嫌になっちゃうんです。嫌な奴は、「嫌な奴だなー」と思わなければいけない。それで、隣にいても、いないように思わなければいけないのです。
嫌な奴がいたら、「嫌な奴だねー」とか、「性格悪いね、意地悪いねー」とか、「今日も暗いねー」とか、言っちゃうんです。そうすると、相手にとって、自分のほうがもっと嫌な奴になりますから、寄ってきませんから。「三倍ぐらい嫌な奴」になってやれば、二度と来ません。
「嫌な奴だけど、一緒にいてあげようか」なんて半端な奴がいるから、気がつかないんです。誰かが教えてやんなきゃ駄目なの。愛ですよ、愛。このままいくと、一生嫌な奴のままで終わって、死んだら地獄へ行かなきゃならないんですよ。「本当に嫌な性格だね!」と愛を込めて。これでスッキリ。
【4】 言いにくいことは、つねに言う
「会社に来たら、絶対ニコニコしていろ」って、私はいつも言っています。うちはブスーっとしているだけでクビなんです。「何もしていないのにクビになった」と言っても、しているんですよ。ブスっと。ブスっとしているだけで、まわりは気分が悪くなるんです。
これってね、大切なの。うちの会社はこういう会社だって、つね日頃から言っていれば、みんなもそうだと思うのです。そのお陰で、うちの会社はブスっとしててクビになった奴はひとりもいないんだよ。ブスっとする前に言う、これが大切なんだ。
言いにくいことを言わなきゃいけないって、もう日頃から言ってなきゃいけないの。つねに言っていれば、あらためて言われる人もいないんですよ。わかりますか。我慢して、我慢して言うから、毒がでちゃうんですよ。言いにくいことは、事が起きる前から言っている。これが正しいね。
■選書コメント
今週は日本一のお金持ちの斎藤一人さん特集です。
「『感謝の多い人』は絶対に成功する」がこの本のテーマです。
失敗したのも、騙されたのも、すべて感謝ですということはなかなか納得いかないかもしれません。しかし、ビジネス的な考え方での自己責任率100%ということを考えると、自己責任をとるのは常識なので、その上に感謝という+αが乗っかったと思えば、お得感も出て、感謝力習得の一歩が踏み出せるように思います。
やはり自分の周りでも、成功しているなぁと感じる人は、「感謝力」が強い人が多いです。まず、口グセがありがとうです。また、相手を褒めると、謙遜ではなくて、心から周りの人(両親・仲間・環境など)をたたえます。
興味をもたれたかは、感謝するという色眼鏡をつけて1日を振り返ることからはじめてみてはいかがでしょうか。